「第45回 日本産業技術大賞」の受賞3件が決定

内閣総理大臣賞に決まったホンダジェット

 日刊工業新聞社が主催する「第45回日本産業技術大賞」の受賞3件が決まり、ホンダとホンダエアクラフトカンパニーによる「ホンダジェットの開発」が最高位の内閣総理大臣賞に選ばれた。
 (受賞案件の詳細は、22日付から科学技術・大学面に掲載します)

 同賞は日本の産業社会の発展に貢献した技術成果を毎年選定し、開発・実用化した企業およびグループを表彰している。今回も主要産業団体、学会などを通じて推薦された技術成果の中から、学識経験者ら11人で構成する審査委員会(原山優子審査委員長=総合科学技術・イノベーション会議議員)が厳正に審査し、受賞案件を決定した。
 贈賞式は4月6日11時から、東京・飯田橋のホテルグランドパレスで行う。

■内閣総理大臣賞 「ホンダジェットの開発」

 本田技研工業株式会社
 ホンダエアクラフトカンパニー・エル・エル・シー

■文部科学大臣賞 「地震エネルギーで揺れを止める新世代制震装置「HiDAX-R」の開発」

 鹿島建設株式会社

■審査委員会特別賞 「スーパーグロースカーボンナノチューブ量産技術完成」

 日本ゼオン株式会社
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所

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