開催概要
- 日時
- 平成29年11月28日(火)14:00~17:00
- 場所
- 大阪工業大学 梅田キャンパス2F セミナー室201
- 受講料
- 無料
- 受講対象
- 中小・ベンチャー企業の経営者や知財担当者、産業支援機関の知財担当者など
- 定員
- 30名
- 主催
- 近畿経済産業局
- 問合せ先
- 平成29年度知財ワークショップ開催事業事務局(日刊工業新聞社)TEL(06)6946-3372
プログラム
事例紹介114:00~15:10
LED照明技術の転用への試みと産学による医工連携活動の課題
島田 順一氏
(YANCHERS(株) 取締役/京都府立医科大学 病院教授)
医療分野への展開を目指すべく複数の企業がコンソーシアムを組んでいる医工連携の勉強会「Team In Kyoto(TIK)」での取組内容と今後の展開についての紹介のほか、知的財産に関する課題等についてお話しいただきます。
事例紹介215:10~15:50
ドローン市場への参入で経験した産学連携の効果と難しさ
菱田 聡氏
(菱田技研工業(株) 代表取締役)
産学連携による共同開発でドローン市場に参入。大幅な開発遅延や特許出願者からの除外という苦難を味わった一方、他大学との連携で効率的な機体開発に至るという両極端なご経験をもとに、複数大学との連携を通じた産学連携の成否と知的財産の取扱いの要点を語っていただきます。
〜休憩5分〜
知財解説15:55~16:45
共同研究開発の交渉ポイントと契約書で定めておくべきこと
山口 裕司氏
(大野総合法律事務所 弁護士)
事例紹介1および2を踏まえ、「1対1」連携や複数社によるコンソーシアム形式などの産産連携や産学連携における共同研究開発・ライセンス等のアライアンスにおいて、異分野での事業化を目指す上で契約上決めておかねばならない知財面でのポイントを解説いただきます。
16:45~17:00質疑応答/意見交換
講師紹介
YANCHERS(株)/京都府立医科大学 島田 順一 氏
1987年、京都府立医科大学医学部医学科卒。同年、医師免許登録。1997年、同大学大学院医学研究科終了。2010年、京都府立大学医学研究科呼吸器外科学准教授、翌年教授となり現在に至る。この間、2005年に文部科学省産学官連携イノベーション創出事業費補助金の成果としてYANCHERS㈱を設立し、取締役に就任する。また、医工連携のけいはんなイノベーションセンター京都を中心にオープンイノベーションの勉強会「Team In Kyoto」を開催している。微小肺腫瘍追尾システムの開発で「KSVFベンチャービジネス賞」(関西経済連合会)を受けるなど受賞歴が多数。
菱田技研工業(株) 菱田 聡 氏
1985年、岡山大学工学部生産機械工業科卒。1987年、同大学大学院工学研究科修了後、ダイキン工業に入社。1991年、菱田伸鉄工業に入社。1994年に取締役に、1998年に代表取締役に就任する。2005年の大阪市のロボットラボラトリーの設立を機に、次世代ロボット開発ネットワーク「RooBO(現i-RooBO Network Forum)」に参加し、次世代ロボット開発プロジェクトに携わる。2009年より産学や産官学共同研究で特殊用途向けドローンの開発を推進。ドローン市場への参入を機に菱田技研工業へと社名変更する。
大野総合法律事務所 山口 裕司 氏
1994年、一橋大学法学部卒。1997年、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了後、東芝に入社し、知的財産部に配属される。2001年、弁護士登録、西村総合(現西村あさひ)法律事務所に入所する。2004年、外務省国際法局課長補佐と、2006年、ユアサハラ法律特許事務所に入所。2008年、コーネル大学ロースクール(LL.M.)修了。2015年、日弁連知的財産センター事務局次長に、また三井物産法務部に出向となる。2016年、大野総合法律事務所に入所し、現在に至る。
開催場所
大阪工業大学 梅田キャンパス2F セミナー室201
〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町1-45 OIT梅田タワー
- JR「大阪」駅から徒歩5分
- 阪急「梅田」駅から徒歩3分
- 阪神「梅田」駅から徒歩7分
- 御堂筋線「梅田」駅から徒歩5分
- 谷町線「東梅田」駅から徒歩5分
- アクセス詳細ページ