開催概要
- 日時
- 平成30年2月6日(火)14:00~17:00
- 場所
- イオンコンパス大阪駅前会議室 RoomB
- 受講料
- 無料
- 受講対象
- 中小・ベンチャー企業の経営者や設計・デザイン担当、知財担当者、産業支援機関の知財担当者など
- 定員
- 30名〜50名
- 主催
- 近畿経済産業局
- 問合せ先
- 平成29年度知財ワークショップ開催事業事務局(日刊工業新聞社)TEL(06)6946-3372
プログラム
講演114:00~15:00
経験価値につながる、時間軸を考慮した“4次元デザイン”戦略
大倉 清教氏
((有)ケプラデザインスタジオ 代表取締役社長)
機器の利用経験を通じて得られる効果や満足度といった「経験価値」が重視されており、プロダクトデザインにおいても、造形的な3次元でのデザインに加え、使い勝手・使い心地という「時間軸」を加味したデザインが求められています。時間軸を加味した“4次元デザイン”戦略と具体的な手法をお話しいただきます。
講演215:00~15:40
バーチャルエンジニアリング時代における、新たな擦り合わせによるモノづくり
井形 哲三氏
(EPLAN Software & Services(株) 代表取締役)
欧米の自動車メーカーを中心に3D図面によるバーチャルエンジニアリングが進展し、仮想空間での妥当性確認や製品認証が始まりつつあります。欧州製造業の基本戦略と自動車分野におけるバーチャルエンジニアリングの動向を通じて、バーチャルエンジニアリング時代における「擦り合わせ」によるモノづくりの姿を展望いただきます。
〜休憩5分〜
講演315:45~16:45
ブランド&デザイン戦略と知財マネジメント
山田 繁和氏
(大阪工業大学大学院 知的財産研究科 特任教授)
意匠の国際登録に関するハーグ協定のジュネーブ改正協定への加入により複数国で権利取得ができ、複数国・複数意匠の意匠権の管理が容易となりました。一方で、企業活動のグローバル化に伴い意匠権の侵害といった被害が増大し、中小企業にとっても経営リスクとなっています。ハーグ協定ジュネーブ改正協定の加入手続きや意匠法改正を担当した経験を踏まえて、意匠制度の有効活用という視点から各国での模倣事例と被害の実態、画面デザインを含む意匠権侵害の事例、デザイン戦略と意匠権の活用を解説いただきます。
16:45~17:00質疑応答/意見交換
講師紹介
(有)ケプラデザインスタジオ 大倉 清教 氏
1977年3月、金沢美術工芸大学 産業技術学科卒。同年4月、コクヨに入社し、設計部に配属。2001年5月にケプラデザインスタジオを設立し、現在に至る。そのほか、協業工房 Collaborative Work-Shop(旧K-DESPA)代表、空間戦略研究会代表、大阪都市型産業振興メビック扇町クリエイティブアドバイザーを務める。専門領域は、スペース計画(要件設定)および空間デザイン、家具・情報機器などのプロダクトデザイン、各種事業計画およびプロジェクトマネジメント。
EPLAN Software & Services(株) 井形 哲三 氏
1983年、三井金属鉱業に入社。同社で自動車部品のメカ設計に従事し、その後北米にて駐在員として同市場を拡大。1996年よりITベンチャーのインクスにて、3DCAD、3D プリンター、短期での金型製作などITで製造変革を行うビジネスに従事する。2010年より解析ソフトの大手であるESIグループにて、アジア地区営業責任者として製造業のITのビジネスの発展拡大に貢献。2016年よりEPLANの日本での拡販のために現職に就任。ITを駆使したプロセス改革を同社のソリューションをキーに製造業の強化を目指す。
大阪工業大学大学院 山田 繁和 氏
1990年3月、愛知教育大学教育学部卒。同年4月、特許庁に入庁。1994年4月、審査第一部審査官(意匠)、2011年4月、意匠制度企画室長、2012年4月、審査第一部民生機器審査長、2014年7月、意匠課長、2016年7月、審判部34部門(意匠)審判長を歴任。2017年4月、特許庁を研究休職して、大阪工業大学大学院 知的財産研究科 特任教授となり、現在に至る。
開催場所
イオンコンパス大阪駅前会議室 RoomB
大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル15階
- JR 北新地駅 大阪駅 新大阪駅から
- 東西線「北新地駅」直結
- 各線「大阪駅」より徒歩3分
- 新幹線「新大阪駅」より、JR線、地下鉄にて約15分
- 地下鉄 梅田駅 から
- 各線「梅田駅」より徒歩3~5分
- 飛行機 関西空港 伊丹空港から
- 伊丹空港より空港リムジンバス、大阪丸ビルまで約30分
- 関西空港より南海ラピート、なんばより地下鉄「梅田駅」利用で約60分
- アクセス詳細ページ