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アルプスツール、省スペース型棒材供給装置の受注本格化
アルプスツール(長野県坂城町、田中光幸社長)は、中・大径材料向けの棒材供給装置(バーフィーダー)「CLX45=写真」の受注生産を本格化する。従来品と比べ機械の占める床面積を1割減らして省スペース化できる。初年度販売目標は50台。
先端振れ止め装置を搭載して防振効果を高め、使用するオイルの量を従来の半分に抑制した。残材排出装置を改良し、連続運転の安定性も向上させた。
同社の竹中正吉取締役は「これまで要望の強かった省スペース化を実現した上、機能性も高めたことでお客さまのご要望にお応えできる」としている。主力の3メートル仕様のサイズは、幅3760ミリ×奥行き890ミリメートル。
(日刊工業新聞電子版 2021年9月27日付)