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コラムロボ、可搬量3倍 スギノマシン、4軸・6軸の2種投入
スギノマシン(富山県魚津市、杉野良暁社長)は7日、産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」の最大可搬質量を従来の約3倍に増やした新型2機種を開発したと発表した。可搬質量は4軸の水平タイプ(写真)が20キログラム、6軸の垂直タイプが50キログラム。水平タイプは2022年4月に発売し、価格は500万円(消費税抜き)からを予定。垂直タイプは発売日、価格とも未定。
対象物(ワーク)サイズや動作範囲に適したリーチ半径の見直しや、高剛性で軽量なアーム構造の採用などで可搬質量の増加を実現した。生産ラインでの部品搬送や部品の加工後、洗浄後のエアブロー、加工エッジ部のバリ取りなどの用途を想定している。
20日に名古屋市港区のポートメッセなごやで開幕する工作機械展示会「メカトロテックジャパン2021」に出品する。
(日刊工業新聞電子版 2021年10月8日付)