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スギノマシン、噴射水ポンプ遠隔監視 異常原因見える化

 

 スギノマシン(富山県魚津市、杉野良暁社長)は21日、ウオータージェットポンプの状態をIoT(モノのインターネット)で確認できる「IoT遠隔監視機能」を発売したと発表した。遠隔から稼働状況や異常を察知し、コンディションや故障を診断してポンプ状態と異常原因の「見える化」をする。価格は200万円(消費税抜き)から。

 加工完了、異常、警報をメールで知らせたり、消耗品の使用時間・交換時期を一元管理できたりする。従来、経験や勘で探っていたポンプの状態を数値化して、誰でもポンプの状態が分かるようになり、異常箇所の推定が可能なコンディション診断機能を搭載。計画的なメンテナンスを実現する。既存ポンプへの後付けも可能。

 名古屋市港区のポートメッセなごやで開催された工作機械展示会「メカトロテックジャパン2021」に出品した。

(日刊工業新聞電子版 2021年10月22日付)