雷と雷保護技術セミナー

自然災害から企業を守る
~BCPにおける雷害対策~ 

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 近年、日本で発生する雷は年間100万回といわれ、地球温暖化によるゲリラ豪雨の増加に伴い、雷被害も増えています。一回の落雷で数千万円の被害になるケースもあり、対策が急務になっています。
 落雷が起きた場合、停電によるシステムの停止、設備の故障やデータの消失に伴う操業停止のリスクが発生することが予測され、平時からの備えが重要になります。本セミナーでは、自然災害から企業を守るための専門家による最新の情報をお届けします。

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音羽電機工業株式会社「第21回雷写真コンテスト」
佳作作品
(音羽電機工業株式会社のウェブサイトにリンクします)

大 阪 開 催

日 時:2025年6月5日│木│ 13 : 15~16 : 10 (受付開始 12 : 30)

会 場大阪国際会議場 グランキューブ大阪
10F 会議室1001~1003(大阪市北区中之島5-3-51)

アクセス:京阪電車中之島線「中之島(大阪国際会議場)駅」(2番出口)すぐ
JR東西線「新福島駅」(3番出口)から徒歩約10分

定 員:300名(申込多数の場合、抽選とさせていただきます)

参加費:無料(事前申込制)

※同業他社の方のお申し込み・ご参加はご遠慮願います。

※申込多数の場合の抽選結果および参加票は、後日、ご登録のメールアドレスもしくはFAX宛にご送付いたします。

九 州 開 催

日 時:2025年6月13日│金│ 13 : 15~16 : 10 (受付開始 12:30)

会 場JR博多シティ 9F JR九州ホール
(福岡市博多区、JR博多駅直結)

アクセス:JR博多駅直結

定 員:300名(申込多数の場合、抽選とさせていただきます)

参加費:無料(事前申込制)

※同業他社の方のお申し込み・ご参加はご遠慮願います。

※申込多数の場合の抽選結果および参加票は、後日、抽選結果をご登録のEメールアドレス宛にお送りします。

東 京 開 催

日 時:2025年7月18日│金│ 13 : 15~16 : 10 (受付開始 12:30)

会 場東京ポートシティ竹芝 ポートホール(初会場)
(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー1階)

アクセス:JR山手線、京浜東北線・根岸線、東京モノレール 浜松町駅
北口より徒歩4分
新交通ゆりかもめ線 竹芝駅 デッキ直通徒歩2分
都営地下鉄大江戸線、都営地下鉄浅草線 大門駅 B2出口より徒歩5分

定 員:300名(お申込み多数の場合、抽選とさせていただきます。)

参加費:無料(事前申込制)

※同業他社の方のお申し込み・ご参加はご遠慮願います。

※申込多数の場合の抽選結果および参加票は、申込締切後、ご登録のメールアドレスもしくはFAX宛にご送付いたします。

プログラム

セミナー当日、雷関連製品展示コーナーもご覧いただけます。

特別講演

13:15~13:55

「多様化する時代における職業的観点からの災害・事故対策(BCP)について」

橋本 幸曜
東京海上ディーアール株式会社​
ビジネスリスク本部 上級主任研究員

日本において事業継続(BCP)は、災害対策の観点で2005年頃から検討が進められて来ましたが、相次ぐ震災、風水害をはじめとする気象災害の多様化・激甚化、感染症パンデミックの現実化などから、そのニーズは縮小するどころか、ますます注目を浴びています。また、昨今ではクラウド化をはじめとするITシステムのネットワーク化・24時間運営等のシステムサービス・情報セキュリティの観点などの新たな文脈でもBCPは関心を集めています。
そこで、本セミナーでは、電気設備をはじめとする保全・メンテナンス事業、設備設計事業を預かる様々なプロフェッショナルに求められる事業継続の勘所を中心に要点をご説明します。

橋本 幸曜氏

講演 1

13:55~14:35

「意外と知らないことばかり!? 電磁波観測で挑む 雷の謎」

森本 健志
近畿大学 理工学部 電気電子通信工学科 教授

ベンジャミン・フランクリンの凧を使った実験によって雷が電気的現象であることが証明されて270年以上が経過しました。この間、多くの研究がなされてきましたが、雷雲のどこにどれだけの電気が溜まって、どのように放電するのか、まだまだ謎は多く残されています。研究成果や雷の写真を使って、これまでに分かったことや残された謎をご紹介します。

森本 健志氏

講演 2

14:50~15:30

「デジタル時代における都市・建築の環境配慮・レジリエンスと雷害対策」

坂口 佳史
株式会社竹中工務店 スマートコミュニティ本部
シニアチーフエンジニア

近年の都市機能の高度化とデジタル化に伴い、雷害リスクは新たな局面を迎えています。本講演では、環境配慮とレジリエンス、超高層ビルや重要施設とデジタル化の課題、そして雷害対策について、技術動向と実践事例を交えながら解説します。強靭な都市づくりに向けた具体的な方策を提示します。

坂口 佳史氏

講演 3

15:30~16:10

「BCPと雷害対策」

早川 信一  
音羽電機工業株式会社 サービス事業部 雷コンサルティング部 部長

少子高齢化を主要因とする働き手不足、それに対応するための働き方改革。今まさに次世代に繋げるBCPを考え実行するときです。一方、地球温暖化による各地で発生する天災、その一つに雷があり、我々の生活を脅かし続けています。
この雷害を最小限に抑えることでBCPで挙げるリスクの一つを減らすことになります。本講演では、BCP対策に役立てて頂くべく雷害対策の原点に戻り、雷害対策の基本や最新動向を学んで頂く機会とします。

早川 信一氏

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