新鋭経営会創立10周年記念講演会・シンポジウム「中堅・中小企業のビジネスイノベーションが
令和時代を切り拓く」

概 要

 新鋭経営会は、2012年11月に発足し、2021年11月で10周年を迎えます。この区切りの年を迎えるに当たって、新鋭経営会の創設当初の目的である「知的情報、相互触発、協創共助の機会の提供」を振り返りつつ、創立10周年を祝うと共に、新鋭経営会の活動及び会員企業の事業や事業経営の神髄を、会員企業のみでなく広く関係者に公開し、交流を図る場を提供するべく、記念事業を実施致します。新鋭経営会は、その「会」としての意義を踏まえ、本記念事業を、

これまでの新鋭経営会の活動を総括し、未来に向けた会員企業の取り組みを紹介することで、次代の若手リーダーへ経営のヒントの発信すること、

会員企業による製品・技術・サービスの展示に加え、プレゼンテーションも実施すること、

豊田政男
新鋭経営会 会長
豊田政男
(大阪大学名誉教授)

を目的に、

記念式典と記念講演会

会員経営者による将来展開を見通した事業経営に関する記念シンポジウム

各企業ブースにおける企業紹介と事業展開に関するプレゼンテーション

を実施致します。

 本記念事業は、創立10周年を記念するに止まらず、中堅・中小企業の技術経営のあり方や将来を見据えた企業経営のあり方など、中小企業のみならず大企業の方々にも寄与するところが大きい情報提供の機会と考えております。関心をお持ちの経営者、管理者、関連自治体や関係機関の方々の積極的なご参加をお待ちしております。

豊田政男
新鋭経営会 会長
豊田政男
(大阪大学名誉教授)
日時

2021年12月14日(火)、15日(水)

●12月14日(火)14:00~17:10 記念式典・記念講演会(受付開始:12:00)

●12月15日(水)9:30~17:00 記念シンポジウム(受付開始:9:00)

●12月14日(火)13:00~12月15日(水)13:00 新鋭経営会会員企業展示

会場

大阪産業創造館

参加料
無料
定員
150名
申込〆切
12月13日(月)※好評につき申込期限を延長しました。
主催
新鋭経営会
共催
モノづくり日本会議/日刊工業新聞社
後援
近畿経済産業局(予定)、(独)中小企業基盤整備機構・近畿本部(予定)

会場案内図

大阪産業創造館

〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5

記念式典・シンポジウムなど:4階イベントホール

企業展示:3階マーケットプラザ

Osaka Metro 中央線「堺筋本町」駅(1番出口より徒歩約5分)

Osaka Metro 堺筋線「堺筋本町」駅(12番出口より徒歩約5分)

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プログラム

12月14日(火)14:00~17:10 記念式典・記念講演会

13:00~13:40 第1回 展示会ツアー

14:00~14:20 記念式典

14:20~16:30 記念講演

①「感染症・デジタル化・米中摩擦時代のものづくり戦略 ~「大きなSDG」と「CAP産業分析」~」

早稲田大学教授・東京大学名誉教授 藤本 隆宏

②「先端的技術開発をベースにした、営業を持たぬ経営」

清川メッキ工業(株) 代表取締役社長 清川 肇

③「震災を経て見えてきた企業像」

金剛(株) 代表取締役社長 田中 稔彦

16:30~17:10 第2回 展示会ツアー

12月15日(水)9:30~17:00 記念シンポジウム

9:30~12:00

①「開発型企業を目指して100年 ~ラストワンとオンリーワン戦略~」

利昌工業(株) 代表取締役社長 利倉 幹央

②「帯の長いビジネスモデルのブラッシュアップを目指して ~本業事業領域の深堀りと連続領域の組み入れ構築について~」

岩崎工業(株) 代表取締役社長 岩﨑 能久

③「機械加工現場にイノベーションを起こす!! ~Intelligence Factory for the Future~」

(株)山本金属製作所 代表取締役社長 山本 憲吾

④「ものづくり新価値創造への取り組み ~社員が生き生きとするデジタル変革(DX)とは~」

(株)伊藤金属製作所 代表取締役 川崎 恭子

12:40~13:10 第3回 展示会ツアー

13:20~17:00

⑤「社会実装を意識したこれからの高速試作+高速製造 ~開発工程で求められる「サイバーフィジカル」なモノづくり~」

(株)クロスエフェクト 代表取締役 竹田 正俊

⑥「鋳造技術とITの融合 ~I.T. + I.T. = ∞~」

(株)木村鋳造所 代表取締役 木村 寿利

⑦「理念をも変えた第二創業 ~理念に忠実な全員経営への挑戦~」

髙橋金属(株) 代表取締役社長 髙橋 康之

⑧「光と極限の夢で300年企業 ~社員お客様社会に信頼されるナルックス~」

ナルックス(株) 代表取締役社長 北川 清一郎

⑨「ご縁とパンと癌 ~人生は還暦から~」

(株)ブレイン 代表取締役社長 神戸 壽

⑩「DG TAKANOのデザイン経営戦略」

(株)DG TAKANO 代表取締役 高野 雅彰

記念講演概要

1早稲田大学教授・東京大学名誉教授

藤本 隆宏

「感染症・デジタル化・米中摩擦時代のものづくり戦略
~「大きなSDG」と「CAP産業分析」~」

 2020年代の企業にとって重要なことは、流行に振り回されず、本質論によって産業進化の潮目を読み切ることである。そこで、一つの枠組として、CAP(Capability-Architecture-Performance)アプローチを示す。またその応用として、サステナブル(S)、デジタル(D)、グローバル(G)の3領域の課題を、バラバラにではなく連立補遺定式を解くように連動させ、総合解を求める「大きなSDG」という視点を提起する。

藤本隆宏氏

2清川メッキ工業(株)代表取締役社長(新鋭経営会副会長)

清川 肇

「先端的技術開発をベースにした、営業を持たぬ経営」

 年間1,000件の技術問い合わせの中で5年後に量産になる案件は約3件、実を結ばない試作も人材育成に役立つ。人真似しない、人に頼らない、人に出来ないと言わないを信条にまずやってみる。営業合戦は価格競争で疲弊する。誰もやった事のない、やれなかった仕事を仕事にできれば同業者に迷惑をかけない。幸福度日本一の福井県でお客様に必要とされ、満足し、感動して頂ける技術を提供する。

清川肇氏

3金剛(株)代表取締役社長(新鋭経営会監事)

田中 稔彦

「震災を経て見えてきた企業像」

 2016年の熊本地震で被災し工場を再建。しかしコロナ禍で市場が縮小するなど、相次ぐ「想定外」の困難に直面している。新鋭経営会を通じて、いずれ企業の意味は変わると考えていた。現に数々の試練は価値観を覆し、人も企業も変わりつつある。その結果見えてきた目標は「社会から必要とされる」企業だと。現実の試練を経験し、効果を上げた事例と見直しを迫られた事例を具体的に交えながら、これからの企業の意味を考える。

田中 稔彦氏

記念シンポジウム概要

1利昌工業(株)代表取締役社長

利倉 幹央

「開発型企業を目指して100年
~ラストワンとオンリーワン戦略~」

 100年間の歴史は、商品開発の歴史でもある。既存商品の深堀(深化)は、限りある経営資源を効率良く使える。深堀を続ける事で既存商品はラストワン商品になる。一方、企業としての冒険(探索)も疎かにしてはならない。オンリーワン商品を開発しないと、企業はいずれじり貧になってしまう。このような背景を踏まえた100年企業の経営戦略を紹介する。

利倉幹央氏

2岩崎工業(株)代表取締役社長

岩﨑 能久

「帯の長いビジネスモデルのブラッシュアップを目指して
~本業事業領域の深堀りと連続領域の組み入れ構築について~」

 「自社ブランド」の「自己完結型最終商品」による新たな市場創造や市場浸透性を高めていくことが弊社の中核事業であるが、弊社の業種分類であるプラスチック成形加工業に留まっていては、これらの迅速かつ完成度の高い事業達成が難しく、本業事業領域に前後連続する領域の内容を潜在的な願望などを含め正しく把握し、自ら構築することにより、「マーケティング→企画開発設計→成形加工→販売→アフタフォロー」の正の循環を回し「帯の長いビジネスモデル」を強靭なものに仕上げる。

岩﨑能久氏

3(株)山本金属製作所 代表取締役社長

山本 憲吾

「機械加工現場にイノベーションを起こす!! 
~Intelligence Factory for the Future~」

 当社は、創業以来様々な産業分野における精密加工に取り組んできた。近年は、精密加工にセンシング、制御技術を融合し、「機械加工現場にイノベーションを起こし、ものづくりを次世代につなぐ」ことを企業ミッションとして、 ICT/IoT、ロボットシステム、AIといった最新テクノロジーを取り入れた事業を推進している。本講では、データを活用した新たな機械加工と、ものづくりをいかに面白く取組むかについて山本金属の事例をご紹介する。

山本 憲吾氏

4(株)伊藤金属製作所 代表取締役

川崎 恭子

「ものづくり新価値創造への取り組み 
~社員が生き生きとするデジタル変革(DX)とは~」

 「削るだけでは終わらない」の企業スローガンのもと、多くのソリューションを提供してきた中で、さらにものづくりの高付加価値化が求められる昨今、同時に従業員の働き甲斐も大事にしなければならない。生産にまつわる自動化やデジタル化が一層加速する中、成長を伴ったサステナブル(持続可能)な企業価値の実現と人材育成に力を注ぐ経営について紹介する。

川崎 恭子氏

5(株)クロスエフェクト 代表取締役

竹田 正俊

「社会実装を意識したこれからの高速試作+高速製造 
~開発工程で求められる「サイバーフィジカル」なモノづくり~」

 創業以来「高速試作技術」で大手メーカーの開発工程を支援してきた実績を基に2011年より医療分野へ進出。国立循環器病研究センターとの共同研究による超軟質3D心臓モデルは世界初となる多施設共同の医師主導治験を実施し高い有用性と安全性が確認出来た。今年度中に薬事申請を終え来年度中の臨床応用を目指す。コロナ禍では得意とするアジャイル開発を駆使し、国循・ダイキン工業・ニプロとの連携により全く新しいコンセプトとなるN95マスクを開発したことなど、経営の理念について紹介する。

竹田 正俊氏

6(株)木村鋳造所 代表取締役

木村 寿利

「鋳造技術とITの融合 ~I.T. + I.T. = ∞~」

 2008年末のリーマンショック以降、国内の鋳造業は大きく生産量を減らしてきた。その様な環境の中、KIMURAも生き残りをかけて“フルモールド鋳造”から“鋳造の革命児”と経営理念を変更し、弊社ドメインを“ITを駆使した鋳造技術”へ再設定し、ビジネスチャンスを大きく広げてきた。また、21世紀の経営環境に合わせた企業構造改革をどの様に推進しようとしているのかを、我々の得意とするITをベースとした考えを紹介する。

木村 寿利氏

7髙橋金属(株)代表取締役社長

髙橋 康之

「理念をも変えた第二創業 
~理念に忠実な全員経営への挑戦~」

 経済成長と強烈なリーダーシップで地域中核の製造業として成長を遂げてきた当社は、リーマンショックと同時に創立50周年の節目を迎えた。顧客第一主義の下で売上の拡大を成長とする価値観の裏で蝕まれた受け身や他責の体質から、継承を機に新たな理念を掲げて真逆の道へと歩んだ10年。企業の存在価値とは?私達の使命とは何か?を問いながら、働き甲斐を成長の源泉とする新たな価値観へと転換してきた取組みと未来への展望をご紹介する。

髙橋 康之氏

8ナルックス(株)代表取締役社長

北川 清一郎

「光と極限の夢で300年企業 
~社員お客様社会に信頼されるナルックス~」

 ナルックスグループは株式会社になって73年目を迎えている。時代の流れにもまれながらも、精密加工技術などの成長エンジン探求した技術革新と共に事業を変化させてきた実績を踏まえ、2.5%の持続的成長の長期視点で、絶対破綻しない信頼される「300年企業」を目指し、今後の戦略・展開について紹介する。

北川 清一郎氏

9(株)ブレイン 代表取締役社長

神戸 壽

「ご縁とパンと癌 ~人生は還暦から~」

 新鋭経営会は、岩田先生が75才の折に熱き想いで立ち上げられた。このような年齢に関係無く高い志は、企業の経営にも不可欠といえる。 弊社は来年、創業40周年を迎えるが、振り返ってみると、飛躍10年、苦闘20年、奇跡10年であった。講演にて、次世代の皆さんに、ご縁の大切さとネバーギブアップを通じた企業経営について話題提供する。

神戸 壽氏

10(株)DG TAKANO 代表取締役

高野 雅彰

「DG TAKANOのデザイン経営戦略」

 2014年に初めて社員募集の求人を出すも、応募者数は0。そこから6年で国内では応募者数2,600人を超え、海外ではマイクロソフトやGAFAと優秀な人材を取り合うまでに成長させたデザイン経営戦略。成長ポテンシャルの高い優秀な人材を獲得し、短期間で覚醒させ、連携させる組織作り。DG TAKANOのコアコンピタンスを紹介する。

高野 雅彰氏

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〒540-0031 大阪府大阪市中央区北浜東2-16

「新鋭経営会創立10周年記念講演会・シンポジウム」事務局

(日刊工業新聞社 大阪支社内/担当:今堀)

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