日頃より「日刊工業新聞 電子版」をご購読いただいている会員の皆様に感謝の気持ちを込めて、春のプレゼントを実施いたします。企画展をはじめ美術館自体も美しい建物となっておりますので、ゴールデンウィークをはじめ新緑の季節にご訪問ください。
<各展5組10名様(4組は有料会員様枠)>
藤森照信《草屋根》ラ コリーナ近江八幡
© Nacása & Partners Inc.
建築家 藤森照信は、屋根にタンポポやニラが植えられた住宅、皮付きの木材を柱にした鳥の巣箱のような茶室など、自然を生かした、きわめて独創的な建築として知られています。本展覧会では、建築と自然との関係を取り戻すべく取り組んできた建築家・藤森照信の仕事をご紹介します。
会期は5月14日(日)まで。(提供:水戸芸術館)
中川幸夫《魔の山》1989年(再制作2001年)
© 中川幸夫
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)は1991年の開館以来、丸亀市ゆかりの画家・故・猪熊弦一郎の作品を中核としつつ、現代美術のコレクションが加わってきています。これまで紹介する機会の少なかった、須田悦弘、中川幸夫、ホンマタカシ、やなぎみわなどの優れた作品の数々をご紹介します。
会期は5月28日(日)まで。(提供:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)
ヴォルス 《無題》1942/1943年
グァッシュ、インク、紙 14.0×20.0cm
DIC川村記念美術館
ヴォルス(1913~1951)は、音楽と詩に親しみ、独学で絵を描くようになった稀有な芸術家です。不遇な時代を経て、第二次世界大戦後はサルトルら文学者に認められ、死後は「アンフォルメルの先駆者(アンフォルメルは不定形の意)」と評されました。路上の虫や石を見ながら遠く宇宙までも見通したヴォルスの世界観を展観できる回顧展です。
会期は7月2日(日)まで。(提供:DIC川村記念美術館)
池田学《誕生》2013-2016
© IKEDA Manabu
Courtesy Mizuma Art Gallery
極めて細いペン先から壮大な世界を描き出すアーティスト、池田学(1973~)。作家の画業の全貌を紹介する初めての大規模な個展です。アメリカで3年にわたり制作された新作≪誕生≫や代表作など、池田作品のほぼ全てを網羅する120点が金沢に集結します。
会期は7月9日(日)まで。(提供:金沢21世紀美術館)