
第52回
環境賞
受賞者発表!
Information
2025.4.24
第52回受賞企業が決定しました。
2025.1.11
第52回環境賞の募集は終了しました。
2024.10.15
第52回の募集は11月1日から開始となります。
2024.4.26
第51回受賞企業が決定しました。
2024.1.11
第51回環境賞の募集は終了しました。
2023.10.17
第51回の募集は11月1日から開始となります。
2023.5.10
第50回受賞企業が決定しました。
2022.10.17
応募用紙のページ数が変更されました。
詳しくは応募用紙の見本をご確認ください。
2022.9.15
第50回の募集は11月1日から開始となります。
2022.5.10
第49回受賞企業が決定しました。
2022.1.11
第49回環境賞の募集は終了しました。
2021.9.6
第49回の募集は11月1日から開始となります。
2021.6.22
霞山会館で贈賞式を行いました。
2021.5.10
第48回受賞企業が決定しました。
2021.2.4
新型コロナウイルス感染防止のため、今年度のヒアリングはリモートで行います。それに伴い、プレゼン動画のご提出を予定しております。
2021.1.12
第48回募集を締切りました。
2020.12.17
募集締切、申請書類再投稿は2021年1月8日(金)迄です。お忘れの無いようお気を付けください。
2020.12.17
事務局年末年始スケジュール
2020年12月25日(金)から2021年1月4日(月)まで休みとさせていただきます。この期間のお問合せはお受けできません。ご了承いただきますようお願いいたします
2020.10.15
該当分野に「防災関連」が追加されました。
「環境賞」は公害問題の解決が叫ばれていた1974年に創設され、半世紀にわたり環境保全や環境の質に貢献すべく、時代の要請にこたえる優れた取り組みを表彰してまいりました。
そして今、温暖化、資源の枯渇、生物種の絶滅など地球環境問題は深刻さを増し、身近な環境でも洪水などの甚大な気象災害も多発しています。
こうしたなか、環境を守り、未来につなげる調査、研究、技術・製品開発、実践活動の実績を広く募集し、画期的な成果をあげた個人、法人、団体・グループなどに「環境大臣賞」をはじめ各賞を授与致します。
第52回「環境賞」 花王など4件選定[2025.04.24]
第52回「環境賞」(国立環境研究所・日刊工業新聞社共催、環境省後援)の受賞者が決まった。今回は技術開発による課題可決を目指すハード面の取り組みや、循環型社会の形成につながるシステム作りに重点を置いた取り組みなど、過去最多だった昨年に次ぐ70件の応募があった。
ヒアリング審査などを経て、環境大臣賞1件、優秀賞1件、優良賞2件の計4件が選ばれた。受賞したテーマ、企業・団体、概要は次の通り。
第52回「環境賞」受賞者
花王株式会社 株式会社アイシン |
自動車部品など金属部品洗浄工程で、常温洗浄を可能とし、熱風乾燥も不要にした環境負荷を低減する洗浄剤を開発した。常温でも洗浄不良を低減し、常温ブロー乾燥工程が可能になることで、洗浄機1台当たり年間24トンのCO2排出を抑制する。
従来基材に特殊ノニオン界面活性剤を併用することで、油分の高速乳化が可能となった。さらに洗浄中に撥水性被膜を形成させることで洗浄液の残留・液だまりがなく防さび効果も高めた。
大成建設株式会社 日本通運株式会社 |
建設現場から排出される産業廃棄物を、品目ごとに分別し、再資源化を目指す取り組み。複数現場を同一車両で巡回回収し、積み替え拠点で積み替えを行い、品目ごとの再資源化施設にまとめて二次輸送できる巡回回収システムを構築した。
建材メーカーが自社製品の廃棄物を回収し製品原料などに再資源化できる「広域認定制度」を利用したサーキュラーエコノミーを実現。2023年からは日本通運と協業し、業界全体への普及を進める。
株式会社竹中工務店 |
ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)の普及・拡大のため、標準的にZEBを設計できる手法を開発した。まずZEB設計ノウハウを体系的にまとめた「ZEB設計ガイドライン」を整備し、設計効率を高めるツール「ZEBIA」を開発した。ガイドラインは設計初期から竣工まで段階ごとの検討事項を示し、ZEBIAはガイドラインに従って複数の検証を素早く簡易に行う。これにより経験が浅い設計者でもZEB設計を行うことができる。
中部電力ミライズ株式会社 関西オートメ機器株式会社 |
排水処理工程で発生するエマルションを水と油に分離(解乳化)させ、油分を浮上分離する装置。排水が生物処理を行う曝気槽に流入する前に、エマルションを高速・効率的に分離する。
同装置は旋回せん断方式のマイクロバブル発生技術を応用し、流体解析によりコア部先端に強力なせん断力を与えることを実現。このせん断力によるエマルションの解乳化と、同時に発生する泡の効果により、油分の浮上分離を可能にした。