このページの本文へ

第29回 優秀経営者顕彰 受賞者紹介

◆地域社会貢献者賞

長尾 明氏 長尾 明氏
アドバン工業 社長(和歌山市栄谷)
  • 【 受賞理由 】  自動車、工作機械向けに精密部品加工や自動化機器を設計・製作。加工性能を高める生産技術の開発で低コスト化も実現した。現在は京都府や奈良県、滋賀県の企業を主な顧客に広く展開、本社を置く和歌山県の活性化に寄与。
  • 【 喜びの言葉 】  設立から現在まで生産技術の改良にこだわり、社業発展に努めてきました。受賞はこれまでの地道な努力が評価された結果と受けとめています。今後も和歌山県内の一企業としてさらに精進し、地域振興に貢献する所存です。
  • 【 会社概要 】  和歌山市栄谷、073−451−3312

◆地域社会貢献者賞

加古 公一氏 加古 公一氏
カコテクノス 会長(神戸市須磨区)
  • 【 受賞理由 】  鉄道車両のブレーキや制御装置などを手がける一方、“社会発展に貢献”の理念で廃車車両を工場内に静態保存して近隣市民に一般公開し、廃線が危惧される神戸鉄道粟生線の存続をアピール。地域活性化の一翼を担う。
  • 【喜びの言葉 】  難しいと思っていたので、受賞と聞いて大変驚き、喜びました。受賞を機に廃車車両の設置広場を農産物の販売や催事などができる場にして、市民にわが社を身近に感じてもらい、より一層地域社会に貢献していく所存です。
  • 【 会社概要 】  神戸市須磨区、078−732−3851

◆地域社会貢献者賞

北川 勝幸氏 北川 勝幸氏
阿蘇ファームランド 社長(熊本県南阿蘇村)
  • 【 受賞理由 】  地場食材の利用や商品製造工程の公開を積極的に行っている。健康や医療、環境問題などの専門家による施設の環境評価を実施、アドバイスを受け自然との調和に取り組む。過疎地域での雇用を含む地元経済への貢献度が高い。
  • 【 喜びの言葉 】  「根っこが見える」というテーマに基づく経営を評価いただき大変光栄です。お客さまを始め多くの皆さまに感謝いたします。健康という根っこを大切にし、皆さまの健康と元気のため、今後も地域社会に貢献していきます。
  • 【 会社概要 】  熊本県南阿蘇村、0967−67−0001

◆地域社会貢献者賞

太田 清利氏 太田 清利氏
ざびえる本舗 社長(大分県大分市)
  • 【 受賞理由 】  地場菓子メーカーの自己破産により、一時店頭から姿を消した大分銘菓「ざびえる」を、地元の支援を受けて元社員の太田氏が復活させた。障がい者職場実習・職場見学協力企業として、工場見学者なども多数受け入れている。
  • 【 喜びの言葉 】  40年にわたり愛されてきた「ざびえる」を、なくしてはいけないとの思いで起業して10年。皆さまからの温かいご支援のおかげでここまで来ることができました。これからも地域に愛される会社を目指して参ります。
  • 【 会社概要 】  大分県大分市、097−524−2167

◆地域社会貢献者賞

濱田 雄一郎氏 濱田 雄一郎氏
濱田酒造 社長(鹿児島県いちき串木野市)
  • 【 受賞理由 】  観光資源として苦境にあった地元の金鉱跡地を焼酎蔵に転換、再興させた。また鹿児島の自然、歴史、文化、産業を見直し、「薩摩」の精神を継承する「薩摩金山私学校」を建学。多くの受講者を輩出している。
  • 【 喜びの言葉 】  大変うれしく思います。これも明治元年創業以来、従業員をはじめとする周囲の皆さまの支えがあってのことと深く感謝しております。今後も社業を通じて、地域の発展に寄与できるように努めてまいります。
  • 【 会社概要 】  鹿児島県いちき串木野市、0996−36−5771

◆地域社会貢献者賞

高井 昭弘氏 高井 昭弘氏
プリ・テック 会長(愛知県西尾市)
  • 【 受賞理由 】  広告物などの印刷が主力で企画や制作に強みを持つ。若手を中心に継続的に採用を行い、地域の雇用拡大に貢献。地元の教養講座や趣味の教室などイベント情報を発信する情報紙を無料で刊行し、地域の活性化を後押ししている。
  • 【 喜びの言葉 】  創業以来、「社会のお役に立つ」という経営理念を第一に事業に専念して参りました。こうした姿勢を評価していただいたものと受け止めております。今後も地域および印刷業界の発展に力を尽くしていく所存です。
  • 【 会社概要 】  愛知県西尾市、0563−55−0707

◆地域社会貢献者賞

高崎 登志雄氏 高崎 登志雄氏
高崎製作所 社長(長野県千曲市)
  • 【 受賞理由 】  培った精密プレス技術を生かして4年前から車載用電装部品に参入。リーマン・ショック後も地元での生産にこだわり全社員の雇用を維持した。今年5月に新工場が完成し、新たな職場環境で社員教育の充実に尽力する。
  • 【 喜びの言葉 】  受賞は私だけのものではなく従業員のおかげだと考えています。そういう意味で努力している従業員が働きやすい工場にしていくのが経営者の役割だと思います。今回の賞を宝物にして、従業員と一生懸命に頑張って参ります。
  • 【 会社概要 】  長野県千曲市、026−272−0669

◆日刊工業新聞社賞

田中 郁子氏 田中 郁子氏
柿の葉すし本舗たなか 社長(奈良県五條市)
  • 【 受賞理由 】  柿の葉すしの製造、販売は直営店、百貨店テナントを主体にブランド化を展開。いち早く、通信販売に取り組んだほか、業界に先駆けて工場のFA化(自動化)に取り組んだ。女性の職場環境活性化でも先行している。
  • 【 喜びの言葉 】  賞をいただき光栄です。先代の延長線上で懸命にやってきました。FA化を評価されたのであればうれしいです。今後も商品、店づくりを通じ「さすがたなか、やっぱりたなか」と、お客さまに喜ばれることを目指します。
  • 【 会社概要 】  奈良県五條市、0747−26−3131

◆日刊工業新聞社賞

手塚 加津子氏 手塚 加津子氏
昭和電気鋳鋼 社長(群馬県高崎市)
  • 【 受賞理由 】  建設機械向け大型部品などの鋳造メーカー。父で元社長の天野和雄氏が他界した01年は同社の業績も低迷。経営を継ぐ決意を固めて04年に入社、07年に社長就任。5Sや経営の見える化、ISO取得など社内改革を遂行した。
  • 【 喜びの言葉 】  さらにがんばれという意味での受賞と考え、社員とともに喜んでお受けします。鋳物は見かけによらず細やかな心配りが必要。創意と情熱を持ち続けられるよう社員をしっかりと支え、社会に貢献する企業を目指して参ります。
  • 【 会社概要 】  群馬県高崎市、027−346−1725

◆日刊工業新聞社賞

望月 洋平氏 望月 洋平氏
シーラック 社長(静岡県焼津市)
  • 【 受賞理由 】  かつお節づくりの伝統を守りながら、若い世代向けにそのまま食べられる新感覚商品かつおチップ「バリ勝男クン」を開発。高速道路サービスエリアやコンビニなど販路を開拓し累計販売150万袋を記録するヒット商品にした。
  • 【 喜びの言葉 】  このような賞をいただき大変光栄です。受賞はお客さまや社員のおかげで感謝の気持ちでいっぱいです。かつお節の可能性を広げたことが認められたものと思っています。今後も賞に恥じないよう事業にまい進して参ります。
  • 【 会社概要 】  静岡県焼津市、054−622−0185

◆日刊工業新聞社賞

久保 勉氏 久保 勉氏
八雲製作所 会長(佐賀県神埼市)
  • 【 受賞理由 】  自動車や電機部品など金属プレス加工を手がける。若手の人材登用を積極的に進め、ベテラン技術者からの熟練技術の伝承に努める。不況に強い体制を築くとともに、雇用や社員教育を通じて地域社会へも大きく貢献している。
  • 【 喜びの言葉 】  栄誉ある賞に選定いただき感激しております。創業以来73年間、先輩たちが培った技術に裏付けされた信用に支えられてきました。今後も社員、地域社会、顧客との絆を強固にし、信頼を高めて企業発展に努めて参ります。
  • 【 会社概要 】  佐賀県神埼市、0952−52−1255

◆日刊工業新聞社賞

久保 進氏 久保 進氏
日本ガーター 社長(東京都青梅市)
  • 【 受賞理由 】  半導体や電子部品を包装・搬送するエンボスキャリアテープを世界で初めて実用化。LED用テーピングマシンと特性分類機も高シェアを誇る。海外ではフィリピン、中国、マレーシア、台湾、韓国に生産・販売拠点を築いた。
  • 【 喜びの言葉 】  表面実装部品の発展の歴史とともに30数年間、歩んで来ました。表面実装部品の発展に貢献させて頂いたことが評価され、大変うれしく思います。今後はLED分類機も加え、活躍の場を広めて事業展開したいと願っています。
  • 【 会社概要 】  東京都青梅市、0428−31−8216

◆日刊工業新聞社賞

山本 学氏 山本 学氏
豊商 会長(愛知県豊川市)
  • 【 受賞理由 】  ステンレス鋼材や鉄鋼材の卸売商社。スリッターでの切断などの加工部門への設備投資をタイミングよく行い、自動車部品メーカーなど顧客と強固な関係を築いてきた。1970年の創業以来、本業の黒字を確保し続けている。
  • 【 喜びの言葉 】  受賞者の1人に選ばれたのはよい評価をされた証で大変喜ばしいです。鋼材の不足時も利幅を増やさずに販売したことで顧客の信頼を得てきました。今後も顧客に密着してニーズに合った鋼材の提供を続けていく所存です。
  • 【 会社概要 】  愛知県豊川市、0533−85−8101

◆日刊工業新聞社賞

笹川 祐子氏 笹川 祐子氏
イマジンプラス 社長(東京都渋谷区)
  • 【 受賞理由 】  人材派遣を中心とする総合人材サービス業。1990年代後半からITに詳しいデジタル家電品の販売員の育成に力を注ぎ、人材派遣業界の中堅企業に成長した。創業以来、税引き後利益を黒字にする堅実経営を続ける。
  • 【 喜びの言葉 】  大変名誉ある賞を頂き、社員みんなで受賞できたのも創業以来関わって頂いた皆さまのおかげと感謝しております。ご推薦者、ご支援先の期待に沿えるよう使命を果たし、社会に貢献できる立派な企業として努めて参ります。
  • 【 会社概要 】  東京都渋谷区、03−5860−6670

◆日刊工業新聞社賞

松本 俊洋氏 松本 俊洋氏
JESCOホールディングス 社長(東京都新宿区)
  • 【 受賞理由 】  昨年8月に設立40年を迎えた建設設備エンジニアリングの創業社長。アジア進出の必然性を早くから感じ、16年前にマレーシア、11年前にベトナムに進出。「進出国に土着した経営」を成功させ、日本とアジアの架け橋役を担う。
  • 【 喜びの言葉 】  大変光栄です。アジアの時代、日本はアジアの民と一緒に発展しなければなりません。現地に信頼され、定着する企業を作ることが中小企業の使命。『松本ができるなら自分も』という経営者が続けば、この上ない喜びです。
  • 【 会社概要 】  東京都新宿区、03−3352−0811


Twitter

日刊工業新聞BusinessLine(Nikkan_BizLine)