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第30回 優秀経営者顕彰 受賞者紹介

◆地域社会貢献者賞

清水 昭允氏 清水 昭允氏
清水 社長(鳥取県鳥取市)
  • 【 受賞理由 】  山陰地方有数の鉄鋼加工業者として一次加工から最終の機械加工まで一貫で手がける。設備投資にも積極的で地元雇用に大きく貢献している。その一方で、鳥取県商工会議所連合会会長など公職も多く、地域への貢献度は高い。
  • 【 喜びの言葉 】  受賞ありがとうございます。顧客ニーズも多様性を求められ、新工場で新しい機械を含めライン化を図りワンストップ化を実現しました。企業も地域も人づくりに力を入れ夢のある社会づくりにがんばります。
  • 【 会社概要 】  鳥取県鳥取市、0857−23−0990

◆地域社会貢献者賞

福田 章一氏 福田 章一氏
ウェルシィ 社長(東京都千代田区)
  • 【 受賞理由 】  地下水をろ過し飲料水にする「地下水膜ろ過システム」を取り扱う。水道料金削減のほか公共水道が断水する非常時の備えとして、全国の病院や地方自治体など900カ所以上に導入実績。東日本大震災では断水地域の給水に貢献した。
  • 【喜びの言葉 】  今回の受賞は大変光栄です。当社のシステムが災害時などに地域社会に役立っていることは大きな喜びです。次に来る大災害に間に合うよう、早く導入実績を目標の2000件へ到達させたいと思います。
  • 【 会社概要 】  東京都千代田区、03−3262−2431

◆震災復興支援賞

田中 正敏氏 田中 正敏氏
リマテック 社長(大阪府岸和田市)
  • 【 受賞理由 】  復旧・復興の第一歩は災害廃棄物の迅速な処理と考え、東日本大震災後すぐに副社長を岩手県に派遣。支社を開設して技術をサポートし、がれき処理では地元雇用に貢献した。今も再資源化技術を用いて廃棄物処理を進めている。
  • 【 喜びの言葉 】  受賞を大変光栄に存じます。リサイクル技術で被災された皆さまに貢献できた事は至福の喜びであり、大変な名誉です。地域の皆さまのご支援と従業員に感謝しますとともに、今後の復興に社業を通じて取り組んで参ります。
  • 【 会社概要 】  大阪府岸和田市、072−438−6434

◆震災復興支援賞

川村 賢壽氏 川村 賢壽氏
かわむら 代表取締役(宮城県気仙沼市)
  • 【 受賞理由 】  東日本大震災で加工工場、冷蔵庫の大半が全壊した。2011年9月には主要な工場、倉庫を再建。さらに気仙沼市鹿折地区の水産加工業者とともに「気仙沼鹿折加工協同組合」を設立。自社の事業再建だけでなく、地域の水産業復興に尽力。
  • 【 喜びの言葉 】  一緒に働いてきた社員たちに感謝したい。震災後から自分達の会社、地域を立て直すため一生懸命やってきた。先のことを見通せない状況だが、これからも社員、地域の方々と手を携え復興に向かい歩んでいきたい。
  • 【 会社概要 】  宮城県気仙沼市、0226−32−2114

◆震災復興支援賞

浅野 亨氏 浅野 亨氏
宮城ヤンマー 代表取締役(宮城県石巻市)
  • 【 受賞理由 】  東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市で、自ら被災しながら地域住民、企業などの応急・復旧支援に尽力。課題は山積しているが、石巻市商工会議所会頭として市、宮城県全体の復興に向けて奔走中だ。
  • 【 喜びの言葉 】  地域、会社の復旧・復興に向けて最も大事なのは「明るさ」と「元気」だ。「震災になんか負けてたまるか」という気持ちで日々、頑張ってきた。新しい石巻市を作るために、これからも地域の方々とともに汗を流していきたい。
  • 【 会社概要 】  宮城県石巻市、0225−93−2121

◆日刊工業新聞社賞

中條 守康氏 中條 守康氏
東洋ボデー 社長(東京都武蔵村山市)
  • 【 受賞理由 】  トラック荷台の製造・販売を手がける。1990年代からIT経営を推進し、08年に経済産業省から「IT経営大賞」の大臣賞を受賞。環境経営にも力を注ぎ、電力消費を無理なく減らす「省電」を実践し成果を上げている。
  • 【 喜びの言葉 】  大変光栄です。振り返れば、激動の中、無我夢中でした。あらゆる環境の予測外変動を乗り切るには、多くの関係する方々からの助言を糧に、自らの決断と実行の繰り返しでした。基本は全ての変化対応の一言です。
  • 【 会社概要 】  東京都武蔵村山市、042−560−2111

◆日刊工業新聞社賞

山岸 良一氏 山岸 良一氏
山岸製作所 代表取締役(群馬県高崎市)
  • 【 受賞理由 】  1962年創業の薄肉切削会社で経営ビジョンは「日本でいちばん人を大切にする会社」。県認定の職業訓練校「ヤマギシテクニカルセンター」では他社の社員に技能を伝授。不況時もリストラを避け、人に重点を置いた姿勢が信頼を集める。
  • 【 喜びの言葉 】  創業50周年の節目の年に栄誉ある賞をいただき光栄です。これまで社員とともに成長してきました。ますます人を大切にする会社として皆で協力し、技術開発に重点を置いた提案型企業の地位を確立していきます。
  • 【 会社概要 】  群馬県高崎市、027−360−4100

◆日刊工業新聞社賞

山本 務氏 山本 務氏
サンテン・コーポレーション 会長(富山県高岡市)
  • 【 受賞理由 】  商業施設の企画や設計・施工をてがける。1972年の創業以来、40年以上にわたり黒字経営を続け、確固たる経営基盤を築いてきた。また、自社経営だけでなく高岡商工会議所常議員として地域経済復興と活性化にも大きく貢献している。
  • 【 喜びの言葉 】  今回の受賞は嬉しく、心より感謝申し上げます。創業以来、顧客第一主義を貫き、日々の努力を積み重ねた結果です。今後「共に喜ぶ」という社是の下、顧客・協力会・社員と会社の四位一体で事業に取り組みます。
  • 【 会社概要 】  富山県高岡市、0766−24−0023

◆日刊工業新聞社賞

安見 義矩氏 安見 義矩氏
ユニカホールディングス 社長(東京都千代田区)
  • 【 受賞理由 】  各種ドリルなどの電動先端工具の製造販売を行う。内需の飽和を見越し、いち早くグローバル戦略を展開。1995年には中国、97年にはベトナムに進出した。従業員を全員現地の人材とするなど進出先との融和に努め、厚い信頼関係を築いた。
  • 【 喜びの言葉 】  受賞は大変な驚き、光栄に思います。今後これまでのノウハウを生かし、アジア、中国を強化しながらインド、中東、アフリカ市場も開拓していきます。世界は広大なマーケットがあり、希望に満ちていると感じます。
  • 【 会社概要 】  東京都千代田区、03−3864−8722

◆日刊工業新聞社賞

則武 正平氏 則武 正平氏
山里産業 社長(大阪府高槻市)
  • 【 受賞理由 】  工業用温度センサーメーカー。幅広い分野で販路を拡張。校正事業では業界標準の地位を確立し、国内温度センサー校正証明書の6割を占める。社長就任後の20年余りで、売上高は1.7倍、粗利は2.3倍に伸ばしている。
  • 【 喜びの言葉 】  栄えある賞を受賞できたのも、関係者の皆様方のおかげと深く感謝しております。これからも温度を正しく伝え続けることをモットーに、製品の信頼度を一層高め社会の発展に貢献していく所存です。
  • 【 会社概要 】  大阪府高槻市、072−678−3846

◆日刊工業新聞社賞

原 裕氏 原 裕氏
日本建設技術 社長(佐賀県唐津市)
  • 【 受賞理由 】  創業約60年の建設事業を主力とする中、廃ガラスを再資源化した環境材料「ミラクルソル」を開発。同材料を使う環境配慮型工法の開発や、下水道からのリン回収など研究開発を推進。同時に雇用創出を通じた地域活性化にも貢献している。
  • 【 喜びの言葉 】  賞をいただき光栄です。21世紀は環境の時代で、研究は継続することが重要と確信し取り組んできました。今後も社員と夢を共有しながら、研究開発型企業としてニーズにあった工法・技術開発に挑戦して参ります。
  • 【 会社概要 】  佐賀県唐津市、0955−64−2525

◆日刊工業新聞社賞

池田 律子氏 池田 律子氏
伊藤商店 社長(名古屋市中区)
  • 【 受賞理由 】  洋傘の製造卸。デザインや商品企画で社員のアイデアを積極的にくみ上げる経営を貫き、若い社員が多い同社をけん引した。市場の流行を見極めた上で、自社の工夫を施し、ヒット商品を開発。低価格帯商材ながら高い経常利益率を確保する。
  • 【 喜びの言葉 】  このような賞を頂き、大変光栄です。これも従業員や取引先の皆さまのおかげです。今後も弊社の強みを生かし、品質を損なうことなく低価格でデザインと機能性に優れた商品を顧客目線で考えていきたいと思います。
  • 【 会社概要 】  名古屋市中区、052−962−0777

◆日刊工業新聞社賞

内藤 吉子氏 内藤 吉子氏
日興油脂 社長(兵庫県尼崎市)
  • 【 受賞理由 】  動植物油脂の精製加工業。26歳で実質経営者となり、いち早く養殖漁業の将来性に着目。飼料用添加油脂を製品化、主力に育てた。阪神・淡路大震災から約半年で全面復旧し、東日本大震災では被災した仕入れ先の操業再開にも尽力した。
  • 【 喜びの言葉 】  受賞者の一人に選んで頂き大変光栄です。今までご支援頂いた皆さまに感謝します。お客さまの依頼に「はい!喜んで」の気持ちで、高い品質を守って出荷する。今後もこの思いを持ち続け、社会に貢献できる企業として発展に努めて参ります。
  • 【 会社概要 】  兵庫県尼崎市、06−6409−1212

◆日刊工業新聞社賞

山之口 良子氏 山之口 良子氏
日本電子工業 社長(大阪市生野区)
  • 【 受賞理由 】  地震時に一斉解錠する電気錠システムを開発し、阪神淡路大震災では多数の施設で避難経路確保に貢献した。老人ホームなどの転落事故防止に役立つ引き戸用電気錠など、社会ニーズに応える製品開発への挑戦を続けている。
  • 【 喜びの言葉 】  受賞に驚いております。会社としての取り組みが認められたことをうれしく思うとともに、お力添えを頂いた関係機関の皆さまに感謝致します。今後も「窓を安全にする会社」として社会に貢献したいと思います。
  • 【 会社概要 】  大阪市生野区、06−6731−1331

◆日刊工業新聞社賞

瀧川 晃一氏 瀧川 晃一氏
瀧川 会長(東京都台東区)
  • 【 受賞理由 】  東日本大震災の被災学生を支援する「滝川奨学金制度」を創設した。岩手、宮城、福島の3県在住で、理美容士を目指す高校生のうち2013年−15年の就学予定者から毎年9人に専門校卒業まで2年間の学費最大200万円を給付する。
  • 【 喜びの言葉 】  被災地で経済的な苦境に陥っている理美容師を目指す学生の夢を、何とかかなえてあげたいとの思いで奨学金制度をつくりました。皆さまに喜んでもらっており、受賞を光栄に思っています。
  • 【 会社概要 】  東京都台東区、03−3845−2111


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