「環境賞」は公害問題の解決が叫ばれていた昭和49年に創設されました。この間、環境保全や環境の質の向上に貢献すべく、時代の要請に応える優れた取り組みを表彰してまいりました。そして今、温暖化、資源の枯渇、生物種の絶滅など地球環境問題は深刻さを増し、身近な生活環境も悪化を続けています。こうしたなか、環境を守り、未来につなげる調査、研究、技術・製品開発、実践活動を広く募集し、画期的な成果をあげた個人、法人、団体・グループ等に環境大臣賞等を授与しています。

ごあいさつ

国立環境研究所理事長  住 明正
住明正写真

国立環境研究所は、地球温暖化問題をはじめ、環境保全に関する全般についての研究を行っており、さまざまな環境問題を解決するための情報発信や国内外の環境政策への貢献に努めております。
「環境賞」は、さまざまな分野で環境保全に関する調査、研究、開発、実践活動等に積極的に取り組み、成果をあげておられる方々の活動を表彰し、それらの方々の活動を幅広く紹介することにより、環境に対する社会的関心を高めるものと考えています。
平成28年度は広島大学の「携帯型蛍光顕微鏡による微細アスベスト迅速検査法の開発」などのめざましい成果を表彰いたしました。平成29年度においてもより一層の応募をお待ちしております。

 

日刊工業新聞社社長  井水 治博
井水治博写真

「環境賞」の魅力は、シンプルな名称が物語るように、間口の広さにあります。環境保全や環境の質の向上に関する研究、技術・製品開発、実践活動を募集対象とし、昭和49年の創設からこの間、時代の要請を踏まえた数多くの成果を表彰してまいりました。権威ある賞として高い評価をいただいており、企業、教育機関、研究機関にとどまらず、自治体や個人からも応募があります。
環境破壊の影響がボーダーレスとなり、世界が新たな局面を迎える中、わが国が培ってきた環境技術や知恵の果たす役割が一段と増しています。「環境賞」に輝いた成果を広く発信することにより、研究、技術・製品開発などに磨きがかかり、ひいてはわが国の産業競争力を高める一助になれば幸甚です。皆様の積極的な応募をお待ちしております。

審査委員会

審査委員長  大塚 柳太郎
合志陽一写真

「環境賞」は1974年に創設されました。この間、私たちが直面する環境の課題はますます多様になり、かつ複雑さを増しています。人間の健康や経済に与える影響も深刻さを増し、地球システムの恒常性が危険にさらされる可能性さえ高まっています。このような中で、環境を保全し、環境の劣化を防ぎ、より良い環境を創出するための取り組みも不断に続けられてきました。
私たちに課せられているのは、現在そして未来を見据え、先人たちの功績を継承し発展させ、人びとが健やかに暮らせる環境を守り、創りだしていくことです。本審査委員会は、優れた実績をあげられた研究開発や活動を、先駆性・先見性にも配慮しながら評価し、「環境賞」をより良い表彰制度として充実させていく所存です。平成29年度も多くの皆様からの応募をお待ちしております。


審査委員長 大塚 柳太郎 (自然環境研究センター理事長、東京大学名誉教授)
審査委員 奥主 喜美 (環境省総合環境政策局長)
  住 明正 (国立環境研究所理事長)
  松野 建一 (日本工業大学教授・工業技術博物館長)
  本川 達雄 (東京工業大学名誉教授)
  安河内 朗 (九州大学大学院芸術工学研究院長)
  新藤 純子 (山梨大学教授)
  長谷川 裕夫 (産業技術総合研究所関西センター所長)
  黒岡 博明 (日刊工業新聞社執行役員日刊工業産業研究所長)
専門審査委員 太田 志津子 (環境省総合環境政策局総務課環境研究技術室長)
  榑林 茂夫 (国立環境研究所企画部長)
    ※平成28年9月末時点

新着情報

2016.11.01 平成29年度「環境賞」の応募受付を開始しました。
2016.06.28 平成28年度「環境賞」贈賞式を開きました。
2016.06.02 平成28年度「環境賞」受賞者発表!
2015.12.25 平成28年度「環境賞」の応募受付を終了しました。