特集:電子版を使いこなしてビジネスを成功させよう―電子版アンケート結果から
日刊工業新聞電子版は2012年4月に国内販売を開始し、もうすぐ3年になります。そこで日刊工業新聞社では読者アンケートを実施し、皆様のご利用状況や要望を伺いました。他の読者の方がどのように利用しているかを参考に、皆さまのビジネスにさらに有効活用してください。
アンケートは9―10月に無作為に選んだ500人を対象にメールで実施。有効回答は175人でした。
(2)アンケート結果・自由回答
【どんな目的で使っていますか】
- ・自社、競合他社、顧客企業、業界動向の収集
- ・記事で得た情報を客先訪問時のネタに使う
- ・新工場建設の記事から素早くビジネスにつなげている
- ・講演やコンサル時の話のネタに
- ・最新の技術情報を抽出し毎週、上級職にレポートする
- ・攻略企業の過去記事を検索しチェック
- ・新入社員の研修材料に利用
【どのような場面で利用していますか】
- <会社で>
- ・会社のデスクで始業前(8時)にチェック。時間は15分くらい。
- ・会社で購読しており、毎日始業前に「総合面」「電機・電子」面をチェック。昼休みに他の面の興味ある記事を見る。
- ・通勤途中や就業前後、休憩中などいつでもスマホで見る。
- <自宅で、通勤で>
- ・出勤前にタブレットで全ページのPDFをダウンロード(3−5分くらい)します。
- ・朝食を食べながらノートPCで、が習慣です。
- ・通勤の電車でスマホで見る。総合、自動車、機械、今日のランキングでジャスト30分。会社に到着後、PCで読みこぼしがないかキーワード検索する。
- <出先で>
- ・移動中にスマホで見ます。時には訪問先の玄関に入る前に最終チェック。
- ・国内出張で移動中に閲覧しホテルでPC検索。海外出張中はホテルでWIFI接続し閲覧。
【あなたのお勧めの使い方は】
- ・取引先や地域をキーワードにマイニュースを利用。記事の見逃しがなくなりました。
- ・速報メール配信が便利です。もっと、多くの業種を登録できるようにして下さい。
- ・どこでも容易にPDFが見られる。その場でお客様に見せられる。
- ・業務に関連する記事をスクラップする。適宜市場分析や業界動向の調査をするための基礎データとして活用。
- ・各企業のLEDの取り組みをリストアップし、どの分野に注力しているかを調査。
- ・上からインデックスを開いていき気になる記事のみ閲覧。
- ・役員クラスの人事情報の収集。
- ・週末にまとめて見直すと、読み忘れていた使える情報が拾えます。
- ・時間がな時はマイニュースだけを流し読み。
- ・将来役に立ちそうな記事を保存します。自分なりのナレッジデータベースをつくっています。
- ・部下にテーマを与え電子版から関連情報を抜き出し、まとめさせる。半年やったら格段に力が付いた。
- ・新製品ニュースと写真(大きなもの)を保存する。あと後、役に立つ。
- ・製品開発ニュースを見て最適な提案をする。新聞にでた企業はヒット率が違う。
【要望―ここを直してほしい】
- ・専門用語の解説やリンク集がほしい。
- ・フェイスブックやラインに記事を張り付けるワンタッチボタンがほしい。
- ・印刷可能にして欲しい。
- ・読者毎によく読む記事を傾向分析し、必要な記事を予測して並べてほしい。
- ・pdf画面を連続的に見られるようにして欲しい。倍率も細かく調整できるとよい。
- ・デザイン的に見やすく。特にPC版。
- ・マイクリップ登録時に、保存ファイル数が表示できるように。
- ・古い記事を見た後、ワンクリックでその日のトップ画面に戻りたい。
- ・スマホ用アプリの開発。
- ・複数日に渡る特集記事には「前記事へ」「後記事へ」のボタンが欲しい。
- ・会見やインタビューの動画を増やしてほしい。