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 カリキュラム

まずはここから。「包装」と「物流」の全体像をつかむ

●基礎コース

レポート + スクーリング
(オンデマンド学習)

「包装とは何か」に始まり、包装の学習を発展させるための土台として

多様化・複雑化する包装分野に携わる方々が知っておきたい、包装全般の基礎を幅広く習得するコースです。「もし包装がなかったら?」という問いから、社会から求められる役割、重要性を改めて認識し、材料の特性や包装機械、物流の基本、環境問題などについて学びます。(スクーリングの詳細は開講時に別途ご案内します)

テキスト名 単位数 テキスト内容
1 包装の役割と機能 2 ●包装とは ●包装の果たす役割 ●包装に求められる機能 ●包装設計と包装機械 ●輸出包装の考え方 ●包装を取り巻く環境の変化 ●包装におけるデザイン ●各種管理技法 ●国際規格と国内および関連規格 ●企業の規格・標準化 ●包装標準化
2 包装材料の知識〔Ⅰ〕 2 ●包装材料とは ●包装材料の分類と種類 ●軟包装とプラスチックフィルム ●プラスチック成形容器 ●金属容器 ●ガラス容器
3 包装材料の知識〔Ⅱ〕 2 ●紙および紙袋 ●板紙と紙器、段ボール箱 ●木材・木箱 ●布・合成紙・不織布 ●テープ・バンド・クロージャー・ラベル・封緘材 ●包装材料の管理 ●包装材料設計と適正包装
4 マーケティング戦略としての包装 2 ●マーケティングと顧客満足 ●マーケティング戦略 ●情報(市場)調査のためのマーケティング●製造のためのマーケティング ●販売のためのマーケティング ●情報・流通のためのマーケティング ●最近にみるマーケティング ●パッケージにおけるマーケティング ●マーケティング手段としての包装
5 物流システムにおける包装の役割 2 ●物流とは(定義、用語について) ●物流に用いる機器・設備(輸送機器、保管倉庫内の機器) ●輸送包装が受ける障害 ●適正包装 ●輸送包装設計 ●物流の効率化 ●物流システムと輸送包装
6 インターネット
ビジネスと包装
2 ●情報化社会とインターネットの普及 ●インターネットビジネスとは ●今後の発展の可能性 ●インターネット販売と物流 ●インターネット販売で包装に求められる機能 ●インターネット販売における包装の課題
7 包装機械と
包装システム
2 ●包装の歴史と国内外の包装機械生産 ●包装作業とは ●包装機械の分類と包装作業の種類 ●包装機械の履歴と基本的働き ●世界的潮流と包装機械との関連 ●封緘(シール) ●包装機械への充填、供給、集積 ●各種充填・包装機 ●段ボールケーサー ●バンド掛け機 ●パレット包装機 ●包装システム ●包装機械のこれから
8 包装の社会性 2 ●包装の社会性とは ●消費者を保護する(包装に関連する法規制) ●衛生・安全を守る(食品衛生法、HACCPなど) ●労働環境・安全性の確保 ●品質の確保 ●情報伝達のための表示 ●社会的弱者に対する包装(ユニバーサルデザインなど)
9 循環型社会に対応する包装 2 ●循環型の社会作り ●環境問題 ●廃棄物問題と海外状況 ●わが国の法体系 ●包装材料の再資源化 ●焼却・埋立てと有害物質 ●環境負荷評価システム ●環境マネジメント ●省エネルギー・省資源化 ●カーボンフットプリントなど ●SDGs(持続可能な開発目標)
スクーリング 7 7科目を設定し、1科目受講につき1単位付与

教科単位数合計:25 必要履修単位数:20

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専門コース基礎コース修了後、それぞれの業務に応じ選べる2コース。

●消費者包装コース

レポート + スクーリング
(オンデマンド学習 + 実習)

生活者包装ともいわれる消費者包装。内容物の保護、商品効果を高めることに重点を置くカリキュラム

商品包装に必要な知識を習得します。基礎コースより一段上の材料の知識、デザインのあり方、品質保持について学びます(カリキュラム内容に若干変更が生じる場合があります)。

テキスト名 単位数 テキスト内容
1 消費者包装の役割と
機能
2 ●消費者包装とは ●消費者包装の役割 ●消費者包装の機能 ●情報伝達のための表示(法的・販促的・地域ブランド、海外の食品表示例、社会的弱者への配慮表示など) ●簡便化(レトルト食品・クリーン食品) ●消費者包装の各種包装材料 ●医薬品・医療品の包装について ●消費者包装を取り巻く変化への対応 ●消費者包装の将来展望
2 パッケージ戦略と
デザイン
2 ●パッケージデザイン概論 ●商品計画とパッケージデザイン ●パッケージデザインの構成要素 ●社会環境とパッケージデザイン ●デザイナーの法律知識 ●デザインの評価基準
3 パッケージにおける
色彩と印刷
2 ●包装に関連する色彩(光と色、照明、色覚、表色系、三原色、色のイメージと感じ方) ●包装に関連する印刷とイメージング ●デジタル化された印刷 ●印刷の製版(プリプレス) ●印刷方法(凸版、平版、凹版、オンデマンドなど) ●印刷への要求機能・管理と今後の動向
4 紙容器とラベル 2 〔紙容器〕●紙器用原紙(種類・製造・特性・選択条件など) ●紙器(特性・品質設計) ●紙器の分類と構造形態 ●紙器の製造工程 ●液体用紙容器の構造と製造 ●紙器の現状と将来
〔ラベル〕●概論 ●材料面からのラベルの形式 ●機能面からのラベル形式 ●ラベルに用いる各種の印刷方法 ●シュリンクフィルムのラベル ●各種の粘着ラベル ●ラベル貼り機 ●ラベルのスマート化●ラベルの現状と将来
5 プラスチックと複合材料 2 ●包装におけるプラスチック ●プラスチックフィルムと軟包装材料 ●軟包装材料(プラスチックフィルム、蒸着フィルム、アルミニウム箔、紙) ●積層フィルム ●軟包装フィルムの加工 ●軟包装フィルムとヒートシール性
6 プラスチック成形容器
と商品包装
2 ●プラスチック成形容器の概要(種類、特徴) ●プラスチック成形容器(射出、中空、シートなど) ●プラスチック成形品の生産 ●成形容器の衛生基準
7 金属容器・ガラス・
クロージャー
2 〔金属容器〕●金属容器の各種材料 ●金属容器の分類と缶種 ●缶の寸法・形状・規格 ●工業包装用の各種金属容器 ●金属箔(アルミ箔)
〔ガラス〕●ガラスの概要 ●ガラスの種類と性質 ●ガラス容器の概要 ●ガラスびんの成形方法 ●ガラスびんの各種表面加工 ●ガラスびんの品質 ●ガラスの環境問題
〔クロージャー〕●クロージャーの概要と機能 ●クロージャーの種類 ●クロージャーの構成材料 ●クロージャーの製造方法 ●クロージャーの密封方法 ●クロージャーの性能
8 食品の品質・風味保持
と包装
2 ●食品産業の発展と食品包装技術 ●食品包装学の体系 ●農畜産物・食品の流通・貯蔵・加工と食品包装技術 ●食品の品質と特性 ●変質要因からみた食品の分類 ●食品の水分活性と変質、品質保持技術と包材の特性 ●化学的変質の防止と包材の特性 ●物理的変質の防止と包材の特性 ●匂いの変化とその防止法 ●食品用包材と機能性包装材料
9 微生物制御と包装 2 ●包装における微生物制御について ●食品と微生物 ●微生物制御手段 ●加熱殺菌 ●紫外線殺菌と放射線殺菌 ●薬剤殺菌 ●無菌包装と無菌化包装 ●衛生管理手法(HACCP、ISO 22000) ●微生物測定法
スクーリング
(オンデマンド)
6 オンデマンド配信は1科目視聴につき1単位
スクーリング(実習) 2 実習参加1日につき2単位

教科単位数合計:26 必要履修単位数:20

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●工業包装コース

レポート + スクーリング
(オンデマンド学習 + 実習)

輸送包装ともいわれる工業包装。内容物の保護と経済性両立に必要な技法、材料、設計などを学ぶ

安全な輸送のための工業包装を習得します。内容物の保護と経済性を両立させるために必要な材料知識、包装設計・技法、および物流知識などで教科内容を構成しています(カリキュラム内容に若干変更が生じる場合があります)。

テキスト名 単位数 テキスト内容
1 工業包装の役割と機能 2 ●工業包装とはなにか ●工業包装に要求されるもの ●包装用材料と包装形態 ●物流過程で遭遇する障害 ●ストレスからの保護の方法 ●標準化 ●環境問題への対応 ●ユニバーサルデザイン・パッケージ ●電子商取引に係る包装 ●適正包装 ●工業包装に関する規格
2 輸送用包装容器 2 ●輸送用包装容器 ●段ボール(種類と特徴、製造方法、物性と規格) ●段ボール箱(種類・規格、形式、製造方法) ●段ボール箱の設計方法 ●機能性段ボール(防水、美粧、誘電性など) ●木箱(種類、構造、規制) ●海外団体と段ボールの規格 ●段ボールのリサイクルシンボル
3 紙・金属・プラスチック 2 ●工業包装に使用される包装材料 ●紙および紙製品(種類、工業包装用の薄紙・板紙、特性、紙器、ファイバードラムなど) ●金属容器(概要、分類、各種材料など) ●プラスチック(概要、分類、性質・成形、フィルム、成型容器、工業包装用プラ容器)
4 接着・封緘・結束の
技法と材料
2 ●接着の基礎(機構、接着剤の分類・作業管理) ●包装分野における接着関連(ラミネーション、再湿性・感圧接着剤、ホットメルトなど) ●封緘・密封およびその材料(ステープル・ガムテープ・粘着テープ・接着剤、クロージャー) ●結束と結束材(バンド材・結束方法、利用と固定、その他の結束材)
5 緩衝包装設計 2 ●緩衝包装設計について ●緩衝設計のための力学の基礎 ●緩衝理論 ●緩衝包装設計の手順 ●緩衝材の特性評価 ●緩衝設計技法 ●設計上の注意事項
6 包装貨物の試験方法 2 ●試験の前処理 ●包装貨物の衝撃試験 ●包装貨物の振動試験 ●包装貨物の圧縮試験 ●製品の強さ ●計測、測定
7 防湿と防錆の包装技法
と包装設計
2 〔防湿〕
●関連規格 ●用語の説明 ●空気線図 ●物質の等温吸湿線と平衡湿度 ●バリア性の理論 ●バリア製の測定方法 ●バリア材 ●防湿包装設計 外部環境、その他関連情報
〔防錆〕
●腐食の概要 ●防錆の概要 ●防錆包装の方法 ●錆止め処理材料について ●防錆包装設計の概要
8 包装に関わるICT技術 2 ●ICTとIoT、M2M ●包装関連のICT ●製品強度解析へのコンピュータ利用 ●包装設計へのICT利用 ●包装貨物試験とICT ●包装材料特性とICT ●輸送環境調査と試験規格 ●包装試作 ●グラフィックデザイン ●環境関連事項 ●物流関連事項
9 国際物流と包装 2 ●モノづくりの国際化と物流 ●国際物流と輸送機材 ●国際輸送におけるストレス ●設計における配慮事項 ●試験計画と試験規格
スクーリング
(オンデマンド)
4 オンデマンド配信は1科目視聴につき1単位
スクーリング(実習) 4 実習科目は1日参加で2単位

教科単位数合計:26 必要履修単位数:20