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鏡面加工を可能にした食品素材研磨材 |
株式会社ヤマシタワークス |
【受賞者】 社長 山下健治(やましたけんじ) |
所在地:兵庫県尼崎市次屋2-1-7 TEL.06-6496-4566 |
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砥粒と粘弾性液体を混合した研磨材と研磨装置を発明した。一般に鏡面仕上げにはラップ加工やバフ研磨といった工法が使われている。粘弾性を利用してダイヤモンドやシリコンカーバイドなどの研磨砥粒との複合に成功したことで、従来は困難だった噴射加工による金属の鏡面仕上げを可能にした。 さらに、研磨材のわずかな粘着性により、磨かれて削られた粉塵を吸着して装置外にほとんど粉塵を出さない特徴もある。人体や環境に対する危険性が少ないという利点にもつながった。 金型、切削工具、自動車部品などの長寿命化につながるため、すでに自動車産業などに3年間で200台以上の導入実績がある。樹脂やセラミックスなどの磨き加工への適用も期待されている。 |
金型・工具・部品を長寿命化
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お問い合わせ先 公益財団法人 日本発明振興協会 発明大賞推進委員会 |
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