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第36回 受賞者

発明大賞 日刊工業新聞社賞
 逆止弁を備える自立型二重構造の液体包装袋
株式会社悠心
【受賞者】
社長 二瀬 克規
所在地:新潟県三条市 TEL.0256-39-7007
社長
二瀬 克規 氏
最後の一滴まで鮮度の保持を可能にした容器を開発!
 2007年7月の当社設立時にまず取り組んだことは、包装容器が必要不可欠な液体食品に対して、包装以外にもさらなる付加価値を有する容器を開発することだった。液体包装容器として従来から流通を担っているものとして、瓶・缶・ペットボトル・紙カートン・スタンディングパウチなどが挙げられる。これらは包装技術の進歩や消費者のニーズを取り入れることで使用用途や輸送手段、保存方法に合わせてさまざまに進化を果たしてきた。けれども、20世紀までの技術で開発されたこれらの容器では、未だに解決できない課題がある。それは開封後から使いきるまでの鮮度の保持で、鮮度の劣化は、内容液と空気の接触により生じる酸化や微生物の進入が原因で生じる腐敗が主な要因となる。これらを防ぐために、ペットボトルのように使用のたびに蓋を開け閉めしたり、液体小袋のように一度きりの使い捨てにしたりと対策が立てられているが、繰り返しの使用に対応したものは未だにない。そこで、おいしいものを使いきるまでおいしく、食品本来のできたてを楽しむことを目標として、鮮度の保持が可能な液体包装容器の開発に着手した。

キャップ使わずに鮮度保持
 液体の入ったプラスチック製の包装袋に関する発明。毛細管現象を利用した逆止機能ノズルを備えており、キャップを使うことなく長期間の鮮度保持を可能にした。
 毛細管現象によりフィルム間に内容物を残留させることで密閉性を向上させる逆止機能を持つ注ぎ口を備えたもので、本体が二枚の積層プラスチックフィルムを重ね合わせたフレキシブルの包装袋。そのフレキシブル包装袋に、さらに外側の袋容器を設置し自立を可能にした。
 包装袋本体に凹凸を設けることでフィルム同士の密着を防ぎ、内容物を最後まで円滑に取り出せることも特徴。ペットボトル容器と比較して樹脂の使用量が少なく廃棄も容易であることから省資源化にも配慮した技術と言える。

鮮度を保つ新型液体容器 PID




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