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揚水用の地上設置型フート・バルブ |
株式会社 イシザキ |
【受賞者】 株式会社 イシザキ 常務取締役 石崎 信之(いしざき のぶゆき) スモレンスキ・バルブ事業部 執行役員 千葉 和典(ちば かずのり) |
所在地:東京都大田区 TEL.03-5700-2811 |
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設置場所を切り替え、フート弁を取り巻く環境を改善 ポンプは水を移送する手段として、工場やビル、発電所や浄水場など、様々な場面で使用されている。 この様に数あるポンプの中に、水槽から水をくみ上げて目的の場所に移送するポンプがある。このポンプの吸込み管の入口に取付ける逆止め弁を「フート弁」と呼び、水を吸い上げる際にゴミなどの異物の混入を防ぐとともに、ポンプが運転を停止した際は弁が閉鎖し水の逆流を防ぐことで、吸込み管内の水を保持している。このフート弁の働きにより、ポンプの空転による焼損を防止する。また再度運転をする際に吸込み管を水で満たす「呼び水」を行う必要が無くなる。 しかし、フート弁はその用途から吸込み管の入り口=「水中」に設置しなければならないため、錆び付きが発生する。錆びにより逆止機能が損なわれると、吸込み管内の水を保持できなくなるため、定期的な交換やメンテナンスが必要となる。 水中にあるフート弁を交換するには、吸込み管ごと水槽から引き上げなければならないため、数人がかりで一日作業となるほど手間がかかるのが現状である。 このような「フート弁」を取り巻く環境を改善する1 つの手段として、「水中から地上へ」と設置場所を切り替えることができる「スモレンスキフート仕様」並びに「スモレンスキグランドフートバルブ」を発明した。 |
従来の水中から地上へと設置場所を変えたスモレンスキグランドフートバルブ
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