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第41回 受賞者

発明大賞 日本発明振興協会会長賞
超音波バリ取り洗浄装置
株式会社ブルー・スターR&D
【受賞者】
会長 柴野 佳英(しばの よしひで)
所在地:神奈川県相模原市 TEL.042-711-7721
会長
柴野 佳英 氏
バリ取り洗浄装置が製造現場を効率化
 バリ取りの仕組みを考えたのは約25〜26年前です。フロン113(CFC113)を使った超音波洗浄機の全盛期でした。このころフロンの中から空気を取り出すことに取り組んだことが原点です。当時、私たちが開発した装置は従来の装置に比べて非常に強力なものでした。私は社員に対し、「これで世界の市場を獲れるだろう」と自信を持って話したことを思い出します。例えるなら、他社製品は弓矢、我々は機関銃を手にしたようなレベルでした。ところが、環境問題が叫ばれるようになって突然フロンが使えなくなってしまったのです。代わりに発生させた水では、なかなかコントロールできず、暗礁に乗り上げ、20年が経ってしまいました。
 今回の発明は3〜4年前から、20年間で費やした技術を結集して生み出したものです。国内市場を見渡したときに、単純な洗浄ではなく、バリを取る技術を作り出せば 需要があるのではないかと考え、開発に当社の資源を集中させることにしました。結果として、あらゆる金属やプラスチックの精密加工時に、バリを数万個というレベルで取ることができる画期的な製品を開発できました。

材質・形状を選ばずにバリ取り可能
人件費の大幅削減、品質の安定に大きく貢献

 超音波によって球状の微小真空核群を無数に生成させる。バリの近くに発生した微小真空核群(キャビティ)は、バリに1秒間に2 万回以上も正と負の衝撃力(別の表現をすれば、押す、引くを繰り返す)を与える。微小なヒゲバリは一瞬で吹き飛んでしまい、つぶれて本体にへばりついているバリは、正より負、つまり引っ張りの方向に働く衝撃力の方が強いため、徐々に引き起こされ、同様の繰返し応力により破壊(折られ)、除去される。
 除去されたバリは、槽内の層流により、速やかにバリ取り対象物域外へ移動させられ(洗浄)、やがてポンプの循環経路内で、フィルターによって捕捉される。

超音波バリ取り洗浄装置




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