埼玉西部地域特集 - 日刊工業新聞 Business Line

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埼玉西部地区ビジネス交流セミナー

9月26日（木曜日）付日刊工業新聞　13面～15面　企画特集から

メッセージ／川越商工会議所　会頭　大久保敏三氏「地域活性に全力」

　埼玉県西部地区は、商店街が発達していることから、よく商都と言われます。一方、県内でみると、小売業の年間商品売上高とともに、製造品出荷額も上位にあり、商工業のバランスがとれた地区として発展してきました。最近の経済情勢については、アベノミクス効果により、株価の上昇や、大手企業の活性化がはかられてきましたが、消費税増税による個人消費の冷え込み懸念などもあります。まだしばらく中小企業においては、不安定な経営環境が続くと思われます。
　
　こうした中、私ども商工会議所は地域企業の声を集約しながら、行政への各種要望活動に積極的に取り組んでいます。3月には、東武東上線と東横線・みなとみらい線の相互直通運転がスタートし、来客が増加しております。また、西部地域ふれあい拠点施設の着工や東京五輪の開催決定など今後の活性化が期待できる明るいニュースもありました。11月には「小江戸川越マラソン」も開催する予定です。商工会議所として、引き続き「地域の活性化」に全力をあげて取り組んでまいる所存です。

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